Product / Service

chopped fiberチョップドファイバー

テーラーメイドで様々なカスタマイズ

チョップドファイバーは、炭素繊維をサイズ剤(サイジング剤)で収束し、特定の長さに切断した炭素繊維加工製品です。電気伝導性・熱伝導性などの高機能化を付与させるフィラー(充填材)として、主に熱可塑性樹脂とのコンパウンドやその他幅広い用途に対応しています。
日本ポリマー産業では、テーラーメイドでのカスタマイズが可能です。サイズ剤はウレタン、エポキシ、アクリルなどをラインナップしており、様々なマトリクス樹脂に合わせた選定が出来ます。また、サイズ剤の付着率やカット長のコントロールも可能です。

01
カット長のコントロール
3~50mmの間でカスタマイズ可能です。
02
サイズ剤の選定
マトリクス樹脂に合わせたサイズ剤の選定が可能です。
03
サイズ剤付着率のコントロール
LC(1.5%)、MC(3.0%)、HC(5.0%)等サイズ付着率をコントロールできます。

原料はバージンクオリティの工程端材

原料にしているのは、大手炭素繊維メーカーの製造や成形過程で出された工程端材。日本だけでなく世界各国の炭素繊維メーカーから、製造工程中の巻き余り品や微細な毛羽があるもの、ロット端数になったもの、外観不良のものなど、本来捨てるものを購入し原料にしています。リサイクル品ではないので、正規品と同等のバージンクオリティを持っています。

少量コンパウンド試作
- 物性評価までワンストップで承ります -

日本ポリマー産業では、コンパウンドの試作を少量から承っています。汎用プラスチックからスーパーエンプラまで、熱可塑性樹脂コンパウンドに幅広く対応しています。炭素繊維はこちらで取り揃えておりますし、樹脂メーカーとのつながりも多くあるので、ご指定いただいた素材をこちらで揃えることも可能です。また、物性データもリーズナブルな価格で提供しております。さらに、試作成形用のサンプルもご提供できるので、お気軽にお問い合わせください。

CONTACT

milled fiberrミルドファイバー

ミルドファイバーは、短繊維カットの技術を応用して、PAN系炭素繊維を粉砕した炭素繊維加工製品です。チョップドファイバーと同様に高機能化を付与させるフィラーとして、熱可塑性樹脂とのコンパウンド、摺動部材、摩擦材、ゴム製品など様々な用途展開をしています。粉砕品であっても繊維形状を維持しているので、強度・弾性率の向上が発揮できます。
リサイクル素材を含めた一般グレードは現在3種類ですが、これら以外の線維長も任意でコントロールが可能です。用途にあった最適なものをご提案いたします。

グレード名 平均繊維長(μm) 嵩密度(g/ml) サイジング量(wt%)
CFMP-30 30 - 50 Av. 400 - 500 0 - 0.5
CFMP-150 130 - 180 250 - 350 0 - 0.5
CFMP-150RE 250 - 300 150 - 220 0 - 0.5
グレード名 CFMP-30
平均繊維長(μm) 30 - 50 Av.
嵩密度(g/ml) 400 - 500
サイジング量(wt%) 0 - 0.5
グレード名 CFMP-150
平均繊維長(μm) 130 - 180
嵩密度(g/ml) 250 - 350
サイジング量(wt%) 0 - 0.5
グレード名 CFMP-150RE
平均繊維長(μm) 250 - 300
嵩密度(g/ml) 150 - 220
サイジング量(wt%) 0 - 0.5

数値は参考値です。上記以外をご希望の場合はお問い合わせください。